施設・設備

高機能換気設備でありますダイキン全熱交換器ユニット『ベンティエール』を設置しております。
これにより透析フロアの空気が60分に6回入れ換わります。

透析機器の洗浄剤・消毒剤として使用される薬品は、酸性やアルカリ性に傾くものが多く、未処理で排水すると、下水道管などの配管設備を損傷させる恐れがあります。
当院では、透析排水処理施設を導入し、施設のメンテナンスや水質検査を1回/月実施することで、適正な排水管理に努めております。

・熱水消毒対応しており、週1回で実施
・水質検査ではET、細菌ともに未検出

・次亜塩素酸Naと過酢酸による消毒を実施
（次亜；連日の封入+週1回のシングルパス）

・次亜塩素酸Naによる消毒を実施
・業務の簡素化・省力化・標準化

・準備～治療終了までに必要な情報を一元管理
・電子カルテ（セコムユビキタス電子カルテ）との連携
・治療記録のペーパーレス化（透析装置での確認）

・透析情報管理システムDiaCom iPと連携
・緊急災害時にもデータ消失を防げるクラウド型を採用
大切な患者さまのデータは災害対策の整った高度なセキュリティ技術と警備体制に守られた堅牢なセコム独自運営のデータセンターに保存されています。
電子カルテは日本医師会が提供している医事会計ソフト「ORCA」とも連携しています。

マイナンバーカードと健康保険証でオンライン資格確認ができます。
資格確認対応顔認証付きカードリーダー「マイナタッチ」（アルメックス社/日本製）を導入しております。

皮膚灌流圧測定装置とは、分かりやすく説明すると、足の毛細血管の血流を計測する機器です。

糖尿病あるいは維持透析症例に多く見受けられる血管の石灰化の影響を受けにくいことが報告されており、スクリーニング機器としての適用の拡大が期待されています。
足の血流がどのような状態なのかを確認するため、ABI検査とともに検査しています。

動脈の硬さの指標 CAVIと狭窄・閉塞の判断指標 ABIの2つの指標を同時測定することが可能です。
動脈硬化スクリーニングツールです。

感染症、炎症の早期発見に有用であり全血吸引量18μLで白血球3分類を含む血算18項目とCRP定量を同時測定可能です。
測定時間も僅か約4分（血算のみ約65秒）

高精細・高画質であり境界や構造物の視認性を向上させ深部まで高い分解能を維持してくれます。
また小型化と操作の容易さ、消費電力の省エネルギー化という観点より厳選し導入致しました。

透析ベッド40台の内で、33台導入しています。

オンラインHDF療法や間歇補充型HDF療法が可能です。また、透析液流量は最大800ml/min、補液流量は最大500ml/minが可能で、患者さんに応じた療法選択や流量設定を行っています。
停電時等、生理食塩液を使用することなく返血が可能で安全性が向上しています。

透析ベッド40台の内で、1台導入しています。

単独で透析液作成が可能であり、無酢酸透析液の使用に対応しています。

LDL及びフィブリノーゲンの吸着による血液レオロジーの改善により、閉塞性動脈硬化症患者の末梢血液循環の改善を導き難治性潰瘍を治療することを目的に使用します。

閉塞性動脈硬化症や高コレステロール血症の患者さんに血液浄化療法が可能です。

感染症対策に有用なリード線一体型ディスポ電極、防水機能により、入浴中も含めた24時間全ての日常生活を記録した心電図検査が可能です。
静電ノイズの影響を受けにくくしたシールド強化タイプのリード線一体型ディスポ電極

透析中に寝たままで行える運動療法としてエルゴメーターを導入しています。

透析中に適度な運動を行うことで、透析後半の血圧低下や下肢のこむら返りの予防につなげています。

医師の診断が要りますが、透析治療中に背部・腰部などの広範囲に痛みがある場合に遠赤外線効果により鎮痛処置として使用していただけます。
遠赤外線は、皮下組織で共鳴し、熱エネルギーを発生させて血液循環を良くし、体内を温め、細胞を活性化し新陳代謝を促進するという効果があります。

AED（自動体外式除細動器）とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態（心室細動）になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

当院でもAEDを設置し、スタッフは救命救急の措置が必要な場合を想定した、AEDの操作講習を定期的に受講するようにしています。